好印象を与えられる面接にしましょう
現在就職・転職の面接を控えている方に質問です。あなたの面接は捗っていますか?相手に気持ちの良い印象を与えるには、それなりの練習が必要となってきます。
履歴書の書き方だけでなく、直接面接官との質疑応答で自分の印象がきまってしまうといってよいほど、面接の場ではアピールが大切になってきます。しかし、大切とはいえ面接練習の機会を作るのに一苦労している方も多いと思います。
ここでは、面接の練習の仕方についてご紹介していきます。
自宅は練習にならない
面接の練習場をどこで実践しようかわからないと感じている方は多いはずです。学生であれば学校を利用して模擬面接の練習もできますが、転職活動をしている方やそもそも、学校での面接はちょっと…と抵抗がある方もいます。
そうした方たちは、面接の練習に自宅を考えている場合もあるでしょう。しかし、実際は自宅で面接練習を行っても効果が期待できるとはいえません。これには2つの理由があります。
まず、慣れた空間を利用している点です。面接の場面を想定してみましょう。そこではなにが思い浮かべられるでしょうか。おそらく、個室の中にテーブル越しに座る面接官の存在と、距離をおいて椅子が置かれているのではないでしょうか。
何もないが面接官のもつ質問事項が記載された採点資料と筆記用具など緊張感漂う雰囲気を思い浮かべるはずです。
緊張してしまうと練習ではうまくいったことも、焦って間違えてしまうかもしれません。そのため、模擬面接の場では緊張感のない空間は不適切なのです。
また、緊張感以外にも、集中して練習しないとなかなか身につきません。ノックの仕方、ドアを開けて入るまでの作法から面接終了の挨拶および退場まで。面接では様々なマナーを必要とします。貸し会議室内での練習時間を決め、新たに場所を設けたうえで練習するほうが効果を発揮するでしょう。
練習に必要な場所
面接の練習ではぜひ場所にこだわってみてください。緊張感のある空間やオフィス街の雰囲気の中でおこなう練習は、意識が向上し質の高い練習になるでしょう。
その際おすすめしたいのが「貸し会議室」(レンタルスペース)です。貸し会議室は本来企業が会議や研修をするために借りる空間ですが、面接を貸し会議室で行う企業も増えています。
虎ノ門エリアなどで探すと、より緊張感が高まり練習するには持ってこいの場所といえるのではないでしょうか。なぜなら虎ノ門エリアは、東京都内でも霞ヶ関に隣接。周辺には、オフィスビルが立ち並び官公庁関連や外資系企業からも根強い需要がある成熟したオフィス街だからです。
「練習するだけなのに有料施設を借りるの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、服装や持ち物まで面接当日の通りに準備し、扉を開けたり、イスに座ったりする一連のマナーも本番さながらにシミュレーションできれば、本番で緊張やミスをなくすことにつながるでしょう。また、複数人で練習おこい割り勘するれば費用の負担も抑えられますし、お互いの気づいた点をフィードバックすることもできるので活用してみてはいかがでしょうか。
面接室の雰囲気に慣れ、堂々と発言できるよう面接練習をしっかりしておきましょう。