不採用通知はどう受け止めるべき?
働きながら転職活動をしている人でも、すでに退職して転職活動をしている人でも、企業の面接を受ければ即採用してもらえるとは限りません。
目指すところが高ければ高いほど、不採用通知を受け取る可能性は高くなってしまうでしょう。
不採用通知を受け取って、嬉しいと感じる人はいません。
目を疑うでしょうし、なぜ不採用なのか理解に苦しむ人は多いものです。
そして多くの場合、自分の何がいけなかったのか、マイナスな気持ちから自身を責めてしまうかもしれません。
転職活動においては、不採用通知は全く珍しいことではありませんから、落ち込む必要もありません。
不採用ということは、企業が求める人材の条件とあなたの素質がマッチしなった、それだけのことなのです。
だからクヨクヨと悩む必要もなければ自分を責める必要もなく、もっと自分の素質とマッチする企業を探せばよいだけの話です。
転職活動が与える現職のモチベーションへの影響
働きながら転職活動をする人の大半は、現職場の人へは内緒にしているものです。
そのため、なんとなく後ろめたい罪悪感を感じてしまうことがあるかもしれません。
また、もうすぐ自分は転職して現職とはサヨナラだと思うと、新しいプロジェクトや業務に携わるのは控えたほうが良いかなと感じることもあるでしょう。
転職活動をすることによって、現職に対するモチベーションには大きな影響を感じる人は少なくありません。
しかし、もしも現職のモチベーションが下がる場合には自身が転職活動を始めたきっかけや理由を考え直してみると良いでしょう。
どんな目標をもって転職活動を始めたのか、そして自身のキャリアで今後何を学びたいと考えているのかという点を明確にすることによって、現職での職務も大切なキャリアの一環だと考えなおすことができるかもしれません。
一つ一つの職務が、自身の長いキャリアの中においては糧となるものです。
転職活動の長期化リスク
転職活動を始めて、最初に面接をした企業からスムーズに内定をもらえる人は、それほど多くはありません。
転職活動を始めてから内定を受け取るまでにかかる期間は平均して3か月程度で、多くの人は不採用通知を受け取りながらも根気よく続け、その結果内定を受け取っています。
平均が3か月ということは、それよりも長い期間ずっと転職活動を続ける人もいるということです。
転職活動を行う際、最初に期間を決めて始める人は多いのですが、その場合でも3か月から6か月ぐらいに区切ることが多いでしょう。
転職活動をして内定をなかなかもらえないということは、長期化のリスクが高くなるということでもあります。
長期化してなかなか転職先が決まらなければ、転職のモチベーションが低下する可能性は高くなりますし、目標や目的を見失ってしまうことも考えられます。
長期化しそうだなと感じたら、一度転職活動をお休みするという選択肢も検討しましょう。