履歴書の志望動機欄の書き方

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履歴書は書き出しと締めくくりが大切

履歴書の志望動機は、200文字から300文字ぐらいの文字数で完結にまとめなければいけません。
その中に、採用担当者が知りたいことを凝縮するわけです。
具体的には、転職してから何をしたいのか、どんな目標があるのか、そしてなぜ別の企業ではなくその企業なのかという点ではないでしょうか。

多くの内容を短い文字数にまとめるわけですが、ただ箇条書きにしても採用担当者にとっては魅力的な文章にはならないでしょう。
短文の中にも、担当者の心をひきつけるような文章力が求められます。

履歴書の志望動機欄では、まず書き出しと締めくくりが重要な役割を担っています。
書き出しは文章の始まりなので、担当者の心をぐっと掴めるような書き出しでなければいけません。
最初が良ければそのあとも、前向きに履歴書を見てもらえるでしょう。
しかし書き出しが良くなければ、そのあとの部分に目を通してもらえなかったり、前向きではない気持ちで目を通される可能性があります。

例えば、「これまでの経理経験を生かして」という書き出しにすれば、前職で経理をしていたことが伝わります。
「営業経験で培った人を見る目を生かして、採用担当の仕事がしたい」という書き出しなら、求職者のスキルや強みも採用担当者に伝わるのではないでしょうか。

締めくくりの部分も、書き出しと同じぐらい大切です。
締めくくりの部分を読む採用担当者には、実際に面接をした時にどんな質問をしたいのかというイメージを持ってもらえれば理想的です。
「前職での経験を考慮し、3年で売上XX億円を達成したいと考えています」など、具体的な目標を掲げるのもおすすめです。

転職活動において本人のポテンシャルや採用などはもちろん重要ですが、それ以上に企業に対してどんな貢献ができるかという点も重要です。
その部分において前向きな印象を与えることができれば、志望動機欄は成功と言ってよいでしょう。

履歴書で押さえたいポイントは?

履歴書で押さえておきたいポイントは、採用担当者が知りたいと思っていることを履歴書の中にきちんと明記し、担当者を前向きな気持ちにさせるという点です。
エピソードや経験を紹介する際には、言葉を選んでインパクト強めに紹介しましょう。
また、何を言いたいか分からない文章では採用担当者の興味がなくなってしまいますから、結論から先に書き出したうえで補足説明をするというスタンスがおすすめです。

履歴書の志望動機欄は、ボキャブラリーに加えて表現の選び方、文章構成力など、たくさんのスキルが求められます。
普段から限られた文字数で文章を作成するトレーニングをすることで、文章力を高められるでしょう。