圧迫面接攻略マニュアル

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圧迫面接を知る

まず、圧迫面接は「なぜ行っているのか?」を知っていると、上手に攻略できるようになることが多いです。

そもそも、圧迫面接は面接官のストレス発散などで行われているわけではありません。
どちらかと言うと、「人としての感情、本心」を正しくキャッチする目的のために、面接官は圧迫面接を行っています。
つまり、圧迫面接の攻略で重要となるのは、「本心を隠さないこと」です。

例えば、自分の意見に対して否定的なことを言われた際も、自分の意見に自信があることを伝えるようにしましょう。
そのように対応していると、段々と面接官が温和になることもあります。
なぜ温和になるのか?というと、その時点で圧迫面接の対応が完了しているからです。
「この応募者は自分の意見を言える人だ」と判断したため、基本的に長々と圧迫面接が続くということはありません。

逆に、いつまで経っても「模範解答を続ける」ようであれば、圧迫面接の時間が長くなってしまいます。
例えば、「はい、その通りです」というふうに、面接官の質問を「はい、いいえ」で返答しているだけでは、自分の意見を持ち合わせていないのでは?と思われるのです。
なので、「はい、その通りです。ですが、私としては○○のような考え方も持ち合わせています」というふうに、面接官と意図的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
これにより、面接官と親身になって会話をすることもできますし、はい、いいえだけの簡素な回答が減っていきます。

圧迫面接は評価も生じやすい

圧迫面接は、基本的に「評価したいという思い」で行っていることが多いです。

そのため、圧迫面接を行っている人物は、「課長以上、部長以上の役職」が良く担当しています。
なので、圧迫面接に近い面接が多いという場合は、ポジティブに捉えるようにすると圧迫面接を上手に攻略できることもあります。

例題としては、「仕事は辛いけど大丈夫?」という質問に対して、「今までに辛い仕事を経験しておりますので、具体的な仕事の内容が聞きたいです」と答えると良いでしょう。
逆に、「そんなに辛いのですか?」と答えてしまうのは良くありません。
そもそも、このような返答を行ってしまうと、「質問に対して質問している状況」となり、面接官も評価が難しい相手だ・・・と判断してしまうのです。

他にも、「残業は多いけど大丈夫?」という質問に対しては、「今までに残業を経験した有無、体力に関する自信」などを伝えておくと良いです。
残業は体力に余裕が無いと辛く感じるものもあるので、健康などを気遣っている人物であることを明かし、残業に対応できる心構え、体力的にも問題ないことをPRしたほうが賢明です。